TAKARAJIMAと宝島【吹奏楽×T-SQUARE】
吹奏楽ポップスの代表曲といえば、和泉宏隆作曲 真島俊夫編曲の「宝島」
原曲は日本を代表するフュージョンバンド「T-SQUARE」(当時:THE SQUARE)の1986年に発表された曲。
原曲も吹奏楽版もどちらもその世界で愛され続ける名曲である。
が、この2つ、あまりにも曲調が違いすぎないか?
フュージョンのスタイルを踏襲して作られてどこか哀愁さえ漂う原曲と、サンバのリズムを貴重として完全に賑やかな曲として作られた吹奏楽版。
スクエアのファンとして、私が初めてこの曲を聞いた印象は(中1の時)、「なんか違う。」だった。
よく某動画サイトのコメント欄で「原曲か吹奏楽版か論争」が起こっているが、
和泉宏隆のTAKARAJIMA
真島俊夫の宝島
は、完全に別の曲と捉えるのが正解だろう。
例えるならば、原典版と天理版の存在する「セントアンソニーバリエーション」のように…
この編曲があるから、「三つのジャポニスム」や「富士山」などの名曲を生み出した真島俊夫を好きになれない。(個人の感想です)